うまくいったときは「自分のおかげ」
うまくいかなかったときは「他人のせい」
私も含めて、人間どうしてもそう思いたくなる瞬間ってありますよね
教え子の成績が上がったのは「自分のおかげ」
教え子の成績が伸びないのは「生徒のせい」
世の中には、そう思いたがる先生が多いのも事実のようです
と、いかにも偉そうに書いておりますが、正直に言えば、私の中にもそういった気持ちが全くないわけではありません
教え子の成績が大きく伸びたり難関校に受かったりすると、つい自慢したくなる衝動に駆られます
自分ではなるべく抑えているつもりですが、この気持ちを完全に抑え込むのはなかなか難しいものです苦笑
「成績が上がった」とか「合格した」という結果は、必ずしも「指導者のおかげ」とは限りません
もしかしたらその生徒は、自分が教えていなくても上がっていたかも知れません
あるいは、その子がやる気になったタイミングと、自分が受け持ったタイミングが、たまたま一致しただけも知れません
それをいかにも「自分が上げてやった」とばかりにアピールするのは、ある意味、とても恥ずかしい行為に思えます
ですから私は「合格させた」という言葉を使う、または、それに近い表現をしている先生は一切信用しないようにしています
一方、生徒が頑張っているのに成績が上がらない(またはその結果退塾していく)
教える側はそういった現実をどうしても隠そうとしますが、
もし教え子の中に1人でもそういった子がいたとしたら、それは100%「自分のせい」と受け止めなければいけません
「自分のおかげ」「他人のせい」ではなく、「他人のおかげ」「自分のせい」と心底思えるようになることが、本当の意味での「大人になる」ということかも知れませんね
年齢的にはとっくに「いい大人」ですが、精神的にはなかなか大人にはなりきれない未熟な私です
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