自覚することが逆転への第一歩

館山市 学習塾

現状の成績があまり良くなくても、実際教えてみると「あっ、この子はセンスがいい」と思える生徒にたまに出会うことがあります。
俗に言う「地頭がいい」というやつでしょうか。
今までは勉強してこなかったから成績が良くなかっただけで、スイッチさえ入れば、スポンジのように吸収してあっという間に成績を上げていく生徒。
過去の教え子にも何人かいました。
よく塾の広告で目にする「偏差値40からの大逆転合格!」といったのも、きっとそういった生徒さんなんだろうなと思います。
で、こういった広告を見て「よし自分も!」と触発される生徒も多いかと思います。
それ自体は決して悪いことではありません。
ただ、夢を壊すようで申し訳ありませんが、やる気さえあれば、誰もがそれを実現できるわけではありません。

私も今までたくさんの生徒に関わってきましたが、実現できた生徒はほんのひと握りです。

冷たい言い方になりますが、ほとんどの場合は受かるべくして受かり、落ちるべくして落ちるのが受験の現実です。
ビリギャルにしろドラゴン桜にしろ、実現する例が極端に少ないからこそ、話題にもなるしドラマや映画にもなる。そのことを忘れてはいけませんね。
そうでなければ、ビリギャルを超えるような生徒が、あの塾からもう何人も出てきてもおかしくないはずですよね。

やる気さえあれば誰でも成績が上がる。
戦略さえ練れば誰でも合格出来る。

勉強ってそんな単純なものではありません。

同じ教室で同じ先生から同じように教えられても、その成果は生徒によってまったく違うのはみなさん実証済みですよね。
そういったことを含めて誤解を恐れずに言うと、世の中には「逆転できる子」と「逆転できない子」が存在すると私は思っています。
「逆転できる子」は勉強におけるセンスや記憶力が人並み以上に優れていて、短期間で結果を出せる子です。
たまたまそれまでスイッチが入らなかったため成績が良くなかっただけで、スイッチさえ入ればあっという間に他を抜き去っていく子です。

仕事であっという間に大成功を収めるような人も、こういったタイプの方が多いのではないでしょうか。
でも、私も含めてきっとほとんどの人は、簡単には「逆転できない子」なんです。
「逆転できない子」が結果を残していくには、コツコツ努力を積み重ねて「先行逃げ切り」を図るしかありません。
他の人がサボっている間に少しでも前に進んでおく。

そうしていけば「努力するウサギ」には勝てなくても、「努力しないウサギ」になら何とか勝てる可能性は出てきます。
それを信じて、一歩でも前に進むしかないんです。

本当は「逆転できない子」なのに、自分を「逆転できる子」だと勘違いしている生徒が多く見受けられます。特に中高生の男の子に。
「自分だってやれば出来るから」
「今はまだやってないだけだから」
そういった発言を聞く度に、私は絶望的な気分に襲われます

逆説的な言い方になりますが、自分を「逆転できない子」と自覚することこそが、逆転への第一歩かもしれません。

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