合格実績 or 進学実績

館山市 学習塾

今週末に国立大学の後期合格者が発表され今年度の受検シーズンも幕を閉じます

すでに今年度の合格者数を発表している塾が多数あるかと思いますし
みなさんも進学する高校や学習塾を選ぶとき、卒業生達の進学先が気になると思います

そこで今回は進学実績と合格実績の違いを少しだけ

まず『合格実績』
これは生徒が合格した数全てをカウントした実績です
そんなこと分かっていると思ってますか?
まあ、そう言わず聞いてください

私立大学は併願ができます
ようするに一人で何校でも受検できるのです
それどころか同一大学内でも他学部と併願できるのです

たとえば受験生20人が在籍している学習塾で
ある1人の優秀な生徒が慶應大学 慶應大学 早稲田大学 明治大学に合格して
別のもう1人の生徒が明治大学 青山学院大学 立教大学 中央大学 法政大学に合格していて
残り18人は偏差値の低い大学に合格していても、この塾のMARCH以上の合格者数は9人となります。
たった2人でたくさんの合格実績を稼いじゃってますよね

ところが『進学実績』となると、この塾の進学実績は
慶應大学と明治大学の2名となり
塾生20人のうちの2人だけがMARCH以上の私立大学に進学し、国立大学への進学者は0人となります。
こっちのほうが事実なのですが
塾は「できるだけ自分をよく見せたい」ので合格実績をアップしています。
しかしこれでは
ウソはついてませんが思いっきりグレーですよね苦笑
したがって、合格実績とは印象操作の最たるものなので、これらの事情を理解したうえで見きわめる必要があります

これはちょっと極端な例になるかもしれませんが、
うちの塾の高校生は各学年1人ずつしか在籍していないので受験生は1人です
その1人が
旧帝大の東北大学へ進学したとします。
『進学実績』を公表すると
塾生1人のうち 東北大学1人となります

ところが
『合格実績』なら
東北大学1名 早稲田大学1名 早稲田大学1名  明治大学1名
合格実績4名となります
どうです?
塾生の人数を大幅に越してしまいましたよね
思いっきりグレーと書いた意味が分かってきましたよねwww

ではどうしたらよいか
そうした時は国立大学の合格実績を見るといいです
国立大学の場合は入試日程が同じ日なので併願ができません
つまり、国立は生徒1人につき1学校受験となり、合格人数も増すことができません
しかも国立大学を受検する生徒は国立大学が本命ですので合格者数と進学者数は一致します
したがって進学校のランク付けを考えた場合
『国立大の合格実績こそ、その高校の実力』
と言われたりします

だから、どの学校も塾も国立大学の合格実績を増やそうと必死になるわけです

もちろん私立大受験より国立大受験の方が数倍難しいというのもありますが。

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