館山中学校も完成し、新しい校舎で新学期が始まりました
生徒の皆さんも(うちの塾生も)本棚には真新しい教科書や問題集が並んでいるはずです
新しい教材を前に「今年こそはやるぞ!」と自分にカツを入れてる生徒さんも多いのではないでしょうか
けど、今のそのやる気を1年間持続することはなかなかに難しいものです
まあ、人間ですから仕方のないことかもしれませんが、、、
最初は張り切って取り組んだ問題集も、解らない問題にぶつかる度にだんだんとやる気が削がれていきます
そのうち疑心暗鬼になって、「この問題集で本当に大丈夫なんだろうか?」という疑問が沸くようになります
そして「もっと自分に合った問題集があるのでは?」という思いに駆られて、他のものに目移りするようになります
結果 新しい問題集を買ってきてやり始めるも、結局同じことの繰り返し
結局 最初の数ページに手を付けた問題集ばかりが増えていきます
人間、自信がない時って何かと他のものに目移りするものなんですよね
親御さんも、我が子の成績が思うように伸びないと、
「どこかいい塾はないか」
「誰かいい先生はいないか」
と探し始めるのと一緒ですwww
でも、そう思って塾や先生を替えたところで、結果はそれほど変わらなかったという経験をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか
私が言うべきことではないのかもしれませんが、成績が上がるのも上がらないのも、塾や先生の違いというよりは、子供本人の意識の問題による場合が多いように感じます
「1日何時間勉強すれば○○大学に行けますか?」
「何の問題集をやれば、○○高校に入れますか?」
子供たちから、こんなわけのわからない質問を稀に受けることがあります苦笑
確かに成績と勉強時間は強い相関関係があります
けど、学力は必ずしも時間や問題集で決まるものではないことぐらい理解してほしいと思っています
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「そんなことより、まずは目の前の問題にしっかり取り組んでください!」
これが、私が教え子に望む唯一のことです
いろんなものに手を付けるのではなく、まずは目の前の1冊をやり切ってしっかり覚えること
問題集は「何をやるか」ではなく「どうやるか」
綺麗なままの教材には何の価値もありません
目の前にある新教材が1年後ボロボロになるくらい使い込んだとき、キミたちの成績はきっと大きく上がっているはずです