「何故この答えになるのか」が大事

館山市 学習塾

定石なる言葉を私が知ったのは小学6年生の頃です


小学6年生の頃、私は友人に囲碁を教えてもらいました
ただの遊びのレベルですが当時の私は囲碁にハマッちゃって夢中になりました
囲碁の相手はもっぱらその友人です

そして私は何度やっても彼には勝てませんでした
これは経験の差もあったでしょうが
当時の私はただ闇雲に感覚だけで打っていただけです

囲碁に限らず全てのことに言えることですが、ただ何となくの直感だけでやっている人間が、「定石」を知っている人間に勝てる訳ありませんよね

その後友人に「定石」なるものを少しずつ教えてもらいましたが、
そのころには私の囲碁熱も徐々に下火になり結局その友人には一度も勝てることなく私の囲碁人生(?)は幕を閉じましたw

けど、きっとそのときの経験が頭の片隅に残っていたのでしょう(ホントか?)
中学校に入って本格的に勉強人生wがスタートしてから、私は何よりも「定石」を大切にするようになりました

問題を解いた後はたとえ出来ていたとしても、必ず模範解答(定石)や別解を確認するようにしました

自分の解き方とどこが違うのか、どちらの解き方がより合理的なのか、なぜこの答えになるのか、そういったことを考えながら勉強するようにしたら、自分でも驚くくらい成績が上がっていきました

自分で言うのも何ですが、小学校までは全く目立たなかった少年が、見事に中学校デビューを果たすきっかけになったと言ってもいいでしょうwww

おかげで、囲碁では1度も勝てなかった彼にも、勉強では1度も負けたことはなく、それが私にとっての大きな自信になりました

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ところで館山にお住まいの中学生やその親御さん
これは数学の話だと思ってますか?
もちろん数学の話ではありますが数学限定の話ではありません
理科や社会も解説にはこの答えになる理由や背景などが書いてあるので解説を見ることによって、なぜこの答えになるのか明確に理解できます
英語は難しい文法が出てこない中学1年生や2年生の2学期頃までは、感覚だけで高得点取れてしまう生徒が多数いますが、このような(なぜこの答えになるのか理解せず現在に至った)生徒は例外なく文法など急激に難しくなる中学3年生のテストでは高得点取れなくなります
これは特に長く英会話に通ってた生徒に多く見られる現象で
なまじ自分は長い間英語学習をしてきたというプライドや、以前は感覚だけでも高得点取れていたという経験が邪魔をして勉強の仕方を改めようとしません。(手強い相手ですw)

国語はとくに解説が重要です。 国語の問題を解いて、たとえ正解していても英語同様になんとなく感覚だけで正解したものと、根拠があって正解したものとでは大きな差があります
「なぜこの答えになるのか」
常にこれを意識して、正解している問題でも解説をよく読みましょう
国語が出来ない生徒がびっくりするほど多いです

原因はいろいろあると思いますが、特に親も子供も算数のドリルや英語の早期学習はしても
「国語は日本語だし普段使っているから大丈夫だ」
なんて安易に考えているからではないでしょうか
国語の苦手な子の特徴は文章を読んできた量が少なく、それにも増して国語の問題を解いてきた量が少ないです、数学だって英語だってできるようになるためにはたくさん問題を解く必要がありますよね、国語も同様にできるようになるにはたくさん問題を解かなければなりません

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「何故この答えになるのか」を意識しましょう、そうすれば勉強の景色が変わります

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お子さんの勉強、「定石」を無視した感覚だけのものになっていませんか?

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