「基本を大切にすること」
「身に付くまで、ミスがなくなるまで、何度も演習すること」
言い方に多少の違いはあっても、指導者が子供たちに勉強のアドバイスをするとしたら、おおよそこの2点に集約されるのではないでしょうか
逆に言えば、成績が上がらないということは、この2点が守られていないということでもあります
基本が出来ていない生徒ほど基本を飛ばして、
反復練習を嫌う生徒ほど本番でミスをしやすい
私は(経験上)そんな印象を持っています
「どんなに簡単に見える問題でも手を抜かないこと」
「人に聞いた問題や解答を見て解いた問題は、自力で出来るようになるまで何度も解き直すこと」
「1日の勉強終わりには必ず今日やった物の見直しをすること」
私も教え子たちには、この3点を口を酸っぱくして言っております
これを行ってくれた生徒で、成績を伸ばせなかった子を私は知りません
このを行わなかった生徒で、成績を大きく伸ばした子も私は知りません
いつも同じことを書いていますが、勉強に特別な能力やテクニックは必要ないと思っています
教科書や問題集で解いた問題を何度も練習して覚えていく
ただ、それだけのことなんです
何の教科でも基本をしっかり守ってさえいれば大きく躓くことはありません
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「1ヵ月で○点アップ!」
「驚異のスピード記憶術!」
「夏は受験の天王山、夏期講習で偏差値アップ」
そんな誇大広告に惑わされることなく、とにかく基本をしっかり身に付けていく。
それが成績アップの一番の近道ではないでしょうか。
勉強の『基本』は、やはり「基本・基本・基本」、「演習・演習・演習」、です。