覚えられるか覚えられないかの違いは

館山市 学習塾

以前も書きましたが
うちの塾の中学生の授業は(ほぼ毎回)チェックテストから始まります。英単語、英文暗記、数学理社の小テストなど、質と量は生徒の習熟度によって異なります
「えっ? こんなに?」、「絶対無理!」
最初子供たちはこんなふうに思っているのではないでしょうか

私からすれば学力を上げるために行う「最低限」のことに過ぎないのですが、今まで「覚える」という作業に慣れてこなかった生徒にとっては、かなりしんどいようです
それでも頑張ってこなしてきた生徒は、回数を重ねるごとに覚えるのが速くなり、必然的にテストでの得点力もついてきます
「何だか暗記が得意になったかも」
「覚えるコツがわかってきたかも」

半年もすると、そんな言葉を言ってくれる生徒もいます
脳が慣れてきた証拠ですね
最初はしんどくても、「慣れる」ことによって、今まで1時間かかっていたことが15分で出来るようになる。
子供たちには、そういった体験をして欲しいと思っています

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この小テストへの準備をいつも完璧に仕上げてくる生徒(この子への小テストは毎回難問ばかり)がいました
どのように勉強しているのか聞いてみると、彼女はこう答えました
「私は忘れっぽい人間だから、覚えるまで何回も繰り返しているだけ」と
当然、成績はトップクラス(学年1番も何度かとってきました)ですが驕った所はひとつもなく、その謙虚な態度こそが好成績を維持できた最大の理由だと私は思っています

一方で、簡単な小テストでさえいつも中途半端な出来で終わる生徒がいます
「練習が足りないんじゃないの?」とツッコミを入れても、「やりました!」「頑張りました!」と言い張ります
挙句の果てには、自分が間違えた問題に対して、「本当はわかっていた」「単なるケアレスミスだ」と、自分の努力不足を認めようとしません
そしてそういった生徒ほど、たまたま出来た問題を「自分の実力」だと勘違いする傾向にあります
3分後にはすっかり忘れているにも関わらず、です(苦笑)

一度やったことをいつまでも覚えていられる
先生の話を聞いただけで、全てを理解できる
そんな人は、大人にも子供にもほとんどいないはずです
もちろん私にもそんな能力はありませんし、今までもそんな生徒に出会ったことはありません

それなのに、成績にこれほど差が生まれるのはなぜでしょう?

人間は必ず忘れます。しかも、ものすごい勢いで忘れていきます
エビングハウスの忘却曲線をご存じの方なら、そんなのは常識ですよね
だからこそ、繰り返す必要があるんです

「今からやってもどうせ忘れるから」とテスト勉強や受験勉強を先延ばしする生徒はいずれ、「今からやってもどうせ間に合わないから」と言い始めます

「今からやってもどうせ忘れるから」、今からやって何度も繰り返す必要があるんです

中途半端にやって、結局点数にならない
徹底的にやって、確実に点数につなげる

キミたちが望んでいるのは、いったいどちらなんでしょうか?
「自分は忘れっぽい人間である」ということを自覚して、その現実に真摯に向き合えるかどうか
覚えられるか覚えられないかの違いは、暗記力の差ではありません
今まで何回繰り返してきたか、ただそれだけの違いです

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